「テキトーに作れ」て?

ある日、テキトーな男に「モノは適当に作れ」と、言われた。
       驚きましたぁ~~!!!!

「子どものモノは適当に作れません!」と、一瞬不愉快な感情になりました。
テキトーな男は「適当とは、いい加減に作れってことではない。最適、適確、適正とかの適の、きちんとした適当に作れ、と言うこと。高田純次はテキトーおやじだが、いい加減に仕事してない。真面目に働いているが、力を抜くことができるのが、唯一大人のできる表現だと思う、、」

一番、私の痛いところを突かれてしまいましたぁ~~~~。

例えば、茶碗100個作っていても、最後の一個くらいかな、形が素直に柔らかく作れます。
茶碗に100個絵付けしていても、一個くらいは、考えないで手が動きます。

若い時は一生懸命に作ってしまいます。これでもか、これでもか~~。と
これは、オババがやっていけないことです。
力を抜くって、本当は非常に大変なことです。
力を抜いて、適確に、最短で、なおかつ美しく表現できないとダメなのですから。
動物を表現したいのなら、そこの動物が生きていないといけないから、、。
タンポポを100、1000描いたなら、、。
そのタンポポは、自分のタンポポになり自由に表現できるから、、。
描かなくってはいけないと、しみじみ思うのです。

写真は、友人の木の玩具です。
昔は子どもの玩具作っていました(その作品が本当に美しかった。)
彼女の作品は、最後まで作っていません。作りかけのようですが、完成した作品です。
どこで手を止めるか?この感覚は大人にならないとできないと思うのです。
作り過ぎない、でも美しい。日本人の持つ独特の感性だと思います。
テキトー男の言葉に、感謝、感謝でした。