永遠に完成できない美 / ceramic work

昨年から、お客様に大人も楽しめる器を見てみたい^^
と、連絡が来ていました。。。
本当に、嬉しいことです。
私には、わん子達の病気の世話が3年間あり、自由に動けない時期がありました。
新しい方向へ向かいたい気持ちが、今回は、それが器に出せたと思います^^

今回、仕上がった器達は、私が一番、悲しい時に仕上がっています。
1月22日、病気3年間だっこしていたワン子が、私から手から消えて行きました、、、、。
一番大切な親友と、別れた日です。

その数日後に、青磁の作品が仕上がって窯から出せました。
私は泣いていたのですが、、、。
それを眺めていて、おかしな表情、鬼や人間や豚、、、。 ありえない絵柄や、、、。
気品ある青磁なのに、こんな犬の頭をのせて、、、。
釉裏紅の鉢に、竜とスーパーベイビーを描いて、、。
本当に辛く、沈んでいる心に、隙間が一瞬できたように感じました。
自分でも不思議で、驚きました。

完成を目指さない方が、私の本質に近いと初めて気が付いたのです。
そして、完成していくことも望んでいなかったと、最近気が付きました。
だから、永遠に未完成の作品を目指しているのです。
ドンドン、変化する。
ドンドン、誰の作品だか分からなくなる。
全く、スタイルがない陶芸家

自分を解放する瞬間を、自由にしてあげるために沢山の表現方法が必要です。
私の美は、釉薬の美しさ+隙間を作る事です。
隙間って?
器の余白ではありません。
隙間は、意識して作る事はできません。
だから、完成させない美は、本当に難しいのです。
私は、人が作品を見て感じる心の隙間を、大事だと感じています。
それが、私の無意識で出てくる時もあるし、、、特徴なのかもしれません。
やっとです、 大人って大変です^^。