日本人の現代アートの身体・陶芸家が勝手に思う現代美術の方向性/ 西洋美術と日本美術の違い・現代絵画

昨年4月に「癌患者」のラベルが付きました。
病気について、自分の仕事について、生命について、イロイロ事を感じたり、考えたりしています。

人は、苦しく困難な問題を持ってしまったとき、逃げなければ必ず道が見えてきて、、、。
そして、乗り越える、自分を変えるチャンスだと考えてほしいと思います。

表現するという自由は、、、。   「不自由」の世界に存在しているからだと思います。

自由=不自由
考える事(意識的な世界)= 睡眠(無意識な世界)
生=死
みんな、同じ場所に存在しています。

東京都の統計で、95%の人が病院で生まれ。
そして97%の人が、病院で死ぬそうです。  私は統計をあまり信じませんが、この数字は不思議ですね。

個性(自分探し)を探しても。
個性は日々変化するので、個を見つける事は難しくなるでしょう。

それよりは、自分の体験は、自分だけのモノです。
そこに、表現できる身体(精神の土台)を見つければいいのだと思います。

昔、美術館で強烈な印象があり、涙が止まらなかった作品があります。
マグダレーナ・アバカノビッチ

彼女は画家で彫刻家です。
戦争の時代に生き、人が毎日死んでいく風景をこども頃に体験したのだと思います。
生命の尊さ、美しさ、悲しさ、辛さ、、、。

彼女の作品は、彼女の体験から生まれる美です。

私は、表現するということはそこが絡み合って生まれてきていると思います。

自分の経験から生まれる表現(言葉)は、いつも美しい事だけではありません。

そこに、血液のような、人を包み込むような感覚が生まれるのだと思います。
そして、見る側は自然と何かを感じ取ります。

現代アートは、明るい色彩にあふれ人々を高揚させ、愉しい空間を作るでしょうが、、、。
たぶん、人の本質から目を背けたい願望なのかなぁ、、。と感じる事があります。

西洋には、西洋人の思想があり、日本人には日本独自の思想があります。
仏教も、神道も、当たり前のように日常に存在し、世界的に見ても不思議な国で、不思議な国民だと思います。

「無」や「空」など、意味が分からなくっても、日本人は自然は巡回していることを知っています。
宗教的な思想でも、輪廻転生、生まれ変わりを信じています。

私は、これからの日本から生まれる新しい価値観に期待したいです。

そこから、しっかり身体(精神の土台)を持ったら、日本らしい美術があると思うからです。