癌・自然治癒の道/ 蓮如(れんにょ)の言葉・他力本願の意味

私は病気になる前は、「自力」の人でした。

今まで経験し、努力(自力の力)してきたことが自信となり、人として成長する喜びがあると強く思っていました。

最近、その考え方が間違っていたと思うのです。

 

命にかかわる病気とか、心の病気とか、、、。

どんなに努力しても達成できない事もあります。

 

太陽の昇る時間、1時間くらい気功をしながら、ゆっくりゆっくり歩いているとき。

 

光や、風や、森、、、。

鳥や、動物、虫が無心で生きています。 この世界は、自分の作った世界ではありません。

そんな世界にいると「見えない力」を感じざるえません。

どこからともなく感謝の気持ちが、湧きあがります。

 

「他力本願」は、一般的に「他人まかせ」の意味で用いられることが多いです。

 

蓮如は、鎌倉時代の僧侶です。

蓮如は「他力」の意味を、このように言っています。

「神や仏の存在を信じる者も、信じない者も。目に見えない世界を認める者も、認めない者も、生きる私たちを、強く揺さぶるエネルギー」

 

また最近、私は親鸞も知りました。 親鸞は、1173年生まれ、鎌倉時代前半の僧侶です。

親鸞は僧侶で初めて結婚した人と言われています。

 

親鸞の言葉で「他力」をこのように説明され、悪人(煩悩の強い者)ほど、仏に救われる。

「人の知恵や能力、努力だけでは決して心の安らぎに達しない。その無力さを知り、自然のあるがままの姿で、仏の手に身を委ねた時、初めて人は救われる」

当時の価値観、倫理観、宗教観に縛られた人に対して、大きな開かれた道を開きました。

 

ひとりで重い病気や、心の悩みで苦しんでいる人。

言葉にできなかったり、絶望の中で苦しんでいたり、、。

そんな時に「ナムアミダブツ」何も考えずに声にして、何度も、何度も、言ってみてください。

 

身体の中心から、不安、迷い、苦しみが消える感覚があります。

その何かは、言葉では説明はできませんが、、、。

 

仏教の思想を詳しく説明されている本は、世の中には沢山ありますが、、、。

 

私の勧めたい本は、五木寛之さんの本で「他力」です。

現代人に分かりやすく、彼の感じたままに書かれたエッセイです。

 

また、親鸞が80歳半に、若い僧侶の唯円(ゆいえん)に残した言葉がつづられたのが「歎異抄」です。

親鸞の思想が、世間で誤解される事を、唯円が歎いている書物です。

古めかしい聖典ではなく、迫力あるドキュメントです。

 

どちらの本も、迷い、苦しみの中にいる人には、その言葉が立ち立ち上がってくるような迫力があります。

 

現代人が忘れてきた「目に見えない力」を考えてしまいます。